こんにちはポッシーです!ハイエースを検討している方でよくこんな質問を目にします。
ワイドやらバンやらワゴンやら良く分からない
ハイエースのバンとワゴンの違いが分からない
バンとワゴンどちらを選べばいいか分からない
確かに私もハイエースを検討していた時はどれを選べば正解なのか分かりませんでした。
ワゴンにはディーゼル仕様がなかったり、車検が年に1回があったり2回があったり、さらには高速料金が違ったり頭が混乱状態でした。
だけど心配はご無用です!この記事を最後までご覧になって頂ければその悩みも遠くへ消えさるでしょう!ではまず忙しい人ように簡単に結論から話しますと、
・荷物が多くなる仕事や趣味の方は「バン」
・年に1回でも6人以上乗せる場合があるなら「ワゴン」
そもそもハイエースにはどんなタイプがあるの?
ハイエースは大きく分けて「バン」「ワゴン」「コミューター」と3種類あります。
ただし今回はコミューターを外してあります。
なぜなら小型バス2ナンバー14人乗りなので、普通免許では運転できないのです。
運転するには中型、大型以上の免許が必要になりますし、普段使いの仕事や趣味で使用する分にはバン、ワゴンで充分だと思うからです。
そして車体サイズを分かりやすく説明すると
バンにはロングバン・・・セレナくらいのサイズ(ナローボディ)
スーパーロングバン・・・セレナが長くなった感じ(スーパーがつくと長くなります)
ワイドはアルファードくらいのサイズ
ワゴンはアルファードくらいのサイズ
高さには標準ルーフ・・・どこでも立体駐車場停めれる
ミドルルーフ・・・立体駐車場停めれるけど高さを確認した方がいい
ハイルーフ・・・停められる立体駐車場が少なくなる
こんな感じになります。細かなサイズはトヨタHPでご確認ください。
ハイエースバンのメリット
座席数が少なくて荷室が広い
そもそもハイエースバンとは商用貨物車ですので、人より荷物を多く乗せるのが目的の車です。
つまりは趣味がキャンプや釣り、サーフィンをする方は荷物も必然的に多くなるので、荷室が広いバンを選択する方が良いと思われます。
さらにハイエースは高さもあるので天井収納もとても便利です。
ガソリンかディーゼルが選択できる
近年ガソリン価格が上昇し続けていて、少しでも価格の安いガソリンスタンドを探してしまいます。
ハイエースバンにはガソリン車かディーゼル車を選択できて,ガソリン価格より20円位安いディーゼルが選択できるのはとてもメリットになります。
それに安いだけではなく、燃費もガソリン車と比べると3Km/Lは良いのです。
ガソリン | ディーゼル | |
WLTCモード | 8.1〜9.4Km/L | 11.0〜12.5Km/L |
実燃費(ポッシー調べ) | 6.8〜8.5Km/L | 8.8〜10.8Km/L |
さらにディーエルエンジンは低トルクなので、加速がレギュラーに比べるととても良いです。
高速道路でスピードの早いハイエースはディーゼルエンジンの確率が高いと思います。
ハイエースワゴンのメリット
乗車店員が10人も乗れる
もはやバスですが小さい子供たちはバスみたいな車が大好きです。
ハイエースバンとは違いハイエースワゴンは商用乗用車ですので、荷物より人を多く乗せるのが目的の車です。
6人以上乗せることが多い方はワゴンを選択する方が良いと思われます。
様々なシートアレンジ
「GL」「DX」「グランドキャビン」の3つのグレードがあり、それぞれに車内での移動やシートの上質さにこだわっています。
乗る人の求めているものによって選択できるのもグッドですね。
グランドキャビンは全長が長い分最後尾に荷物が置けます。
GLは通路がとても広いので人が通りやすいですね。
邪魔にはなってしまいますが自転車やスノーボードも置けます。
DXはグランドキャビン、GLに比べるとシートの質感や荷室が狭くなります。
しかしその分価格は安くなるので、人の送迎をメインに使用する方にはピッタリだと思います。
ハイエースバンのデメリット
1ナンバーだと維持費が高い
ハイエースの中で一番サイズの小さいナローの標準ルーフサイズは4ナンバーになります。
4ナンバーの条件は、
長さ | 4.7m以下 |
幅 | 1.7m以下 |
高さ | 2.0m以下 |
排気量 | 2000cc以下(ディーゼル車は無制限) |
バンでナローの標準ルーフ以外は1ナンバーになります。(ワゴンは3ナンバー)
1ナンバーは4ナンバーに比べると維持費が高くなります。
理由としては1ナンバーは区分が普通車ではなくて中型車になりますので、高速道路の料金が高くなります。
さらに4ナンバーなら2年に1回の車検ですが、1ナンバーだと毎年車検になります。
さらにさらに自動車重量税、自賠責保険が1ナンバーのが割高になってしまうのです。
ディーゼル車は車両価格が高い
ガソリン車に比べると約60万円位ディーゼル車の車体価格が高くなっています。
ディーゼルエンジンには専用の排気ガス浄化装置を設置しなければいけないので、その分どうしても高くなってしまうのです。
またターボも搭載されているのでオイル交換の頻度も早くなります。
ただ私個人としては、車両価格が高いのはデメリットではないと考えています。
それはハイエースは人気車種で売却時のリセールバリューが良いのと、特にバンのディーゼル車は需要も高いので60万の価格差なら埋まるからです。
ハイエースワゴンのデメリット
ガソリン車しかないので燃料代が高い
ハイエースワゴンにはディーゼル車はないので、ガソリン車しか選択できません。
そうなると必然的にレギュラーなので1L当たり20円高くなってしまいますよね。
さらにディーゼル車に比べるとガソリン車は燃費が悪いのでダブルパンチです。
ガソリン | ディーゼル | |
WLTCモード | 8.1〜9.4Km/L | 11.0〜12.5Km/L |
実燃費(ポッシー調べ) | 6.8〜8.5Km/L | 8.8〜10.8Km/L |
ただ上記でも説明しましたが、ガソリン車は元々の車体価格が安いのでそこまでトータルの価格差は広がらないのかなと私は思います。
走りのパワーが弱い
ガソリン車はパワーが弱いです。
特に高速道路の坂道はパワー不足をもろに感じると思います。
ギアが上がるとエンジン音で会話がしにくくなるくらい騒音になります。
まあスピードを出す車でもないので、安全運転で走行すればそこまで気にはなりません。
ハイエースバンとワゴンの違いとは?メリットデメリットを解説:まとめ
この記事は「ハイエースバンとワゴンの違いとは?メリットデメリットを解説」
について書きましたがどうでしたか?まとめると、
・バンのメリットは荷室が広くディーゼルが選択できる
・バンのデメリットは1ナンバーだと維持費も車体価格も高い
・ワゴンのメリットは10人まで乗れて、様々なシートアレンジができる
・ワゴンのデメリットはガソリン車しかなくて走りのパワーも弱い
という事でしたね。
まだまだ細かなとこで、ワゴンはスライドドアが片側だけでバンは両側だったり、ワゴンはエアバックが助手席標準装備なのに対して、バンはオプションだったりします。
ハイエースはバンでもワゴンでも充分に楽しい車です。
私自身も仕事でバン、家族用でワゴンを運転していますがとても飽きずに楽しいですよ。
後悔しない車ですので本当にオススメです。
今回はここで終わりになりますが少しでも皆さんの悩みを解決できたのなら幸いです。
これからもハイエースや車中泊に関する役に立つことを発信していきますのでよろしくお願いします。
ここまでご覧頂きましてありがとうございました。
それでは一緒に楽しいハイエースライフを満喫しましょう。
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